白根なかざわクリニック|山梨県南アルプス市の内科・脳神経内科|土日診療|頭痛・めまい・しびれ・物忘れ・高血圧・生活習慣病に対応

診療内容

重大な病気を
起こさないために

例えば脳梗塞や心筋梗塞は体の自由を奪い、時に命をも脅かす重大な疾患です。
これらの病気になりやすい条件が以下の通りです。

脳梗塞や脳出血で一命をとりとめた方へ

脳梗塞や脳出血で
一命をとりとめた方へ

脳梗塞や脳出血を起こして一命をとりとめた方は、そうでない人に比べて再発する確率が高いことがわかっています。そして再発の確率を減らす方法もわかっています。また、多少なりとも後遺症があることでしょう。
本格的なリハビリは専門の施設にお任せするとして、当院では運動機能を維持するのに必要な作業を家族や自分で行える方法をお教えします。

高血圧

収縮期圧(いわゆる上)が130以下、拡張期圧(いわゆる下)が80以下が標準とされています。
遺伝や体質、塩分の摂り過ぎや肥満、ストレス、運動、緊張でも血圧は上がります。
こうした原因を取り除いても血圧が高い状態が続くようなら薬による治療が可能です。
薬を飲み始めたら一生やめられないから飲まないという理由は通じません。
血圧が高ければ高いほど脳出血の危険度が増すことがはっきりしています。
脳出血を起こしたくないですか?それとも毎日薬を飲むのがイヤですか?

当院でできること

血圧手帳をお渡しします。毎日血圧を測って記録してください。
記録を見ながら現在の目標を立てましょう。
太り気味の方は痩せるだけで血圧が下がります。標準体重まであと15kgなら次の目標は2kg減らすことから頑張りましょう。
食材やメニューの選び方、食べ方や順番も指導します。
どの程度の運動が適切かも指導します。
必要に応じて内服薬を処方します。

糖尿病

糖尿病は万病の元、しっかり血糖値をコントロールしましょう。
血糖値を抑えるために重要なのが食事療法と運動療法で体重を標準値に保つことです。
それでもまだ血糖値が高いようなら薬を飲みましょう。
飲み薬では効かないほど重症になればインスリンというホルモンを自分で注射します。
血糖が高い状態を長年放置すると体のあちこちが壊れてきますが、よほど重症にならないかぎり症状が出ません。
症状が出る頃にはもう元に戻ることはとても難しいでしょう。

当院でできること

毎月血糖値とその平均値を表すと言われるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシーと読みます)を測定し、尿検査と併せて現在の状態を評価します。
当院では採血採尿から数分で結果をお伝え出来ます。
そして重症度に応じて食事療法と運動療法のメニューをお教えします。
または内服薬の量やインスリンの注射量を調整します。

コレステロール

医学用語では高脂血症といいます。血液中のコレステロールや中性脂肪が多いと血管を傷つけ血液の巡りが悪くなります。遺伝や体質、食習慣と運動不足、肥満でコレステロールが増えます。まずは食事療法と運動療法でダイエットしましょう。それでもまだコレステロールが高いようなら薬を飲みましょう。

当院でできること

どんなものを食べていればコレステロールが上がらないのでしょうか?あるいはどんなものを避ければいいのですか?食事療法と運動療法を指導します。必要に応じて内服薬を処方します。

尿酸値

尿酸値が高いとうれしくないですね。風が吹いただけでも痛い痛風などの病気の原因です。尿酸が慢性的に高い状態を高尿酸血症といいます。高尿酸血症も血管を傷つけ血液の巡りを悪くします。プリン体を多く含む食べ物をなるべく避けましょう。それでもまだ尿酸値が高くても内服薬で治療できます。

当院でできること

もうビールは飲めないのですね。大好きなたらこはダメなのですか?尿酸値を上げない食事療法を指導します。必要に応じて内服薬を処方します。

タバコ

タバコを吸うと血管が収縮して血の巡りが悪くなり血圧も上がります。ニコチンやタールが血管を傷つけ動脈硬化を促進します。ニコチン依存症となり1日たりともタバコを吸わずにはいられなくなります。イライラするからタバコを吸えば落ち着くと思っていませんか?それはニコチンの禁断症状でイライラしているのです。タバコを吸わない人はタバコを吸ってもイライラは消えません。

当院でできること

禁煙外来があります。ニコチン依存症の診断基準を満たせば保険適用となり、1日1箱吸う方ではタバコ代より安く治療が受けられます。治療法は主に禁煙の動機付け応援(私が応援します)、そして内服薬治療です。タバコをプカプカ吸っていた頃の、ほのぼのとした喫煙友達の気持ちを深く考えてください。禁煙成功がもたらす良い気持ちを語り、吸いたい気持ちを紛らわす方法もお教えします。
最低でも年1回の健康診断を受けておきましょう。異常を指摘された方はもう少し頻回に測定して早期に正常値に戻したいものです。新しく薬を処方された方は、その副作用の有無も血液検査で調べておいたほうがよいでしょう。
現在内服薬が手に入りません。禁煙外来は休止しています。入荷次第再開します。

脳神経内科とは?

脳神経内科とは体中のあらゆる神経を取り扱う科目です。
例えば脳は神経の塊、脊髄は神経の束、末梢神経は一本一本の神経です。
心や気持ちの調子が悪い時にかかる診療科ではありません。
脳神経内科で取り扱う代表的な疾患には以下のようなものがあります。

脳梗塞や脳出血

脳梗塞や脳出血

脳細胞の一部が破壊されて体の一部が麻痺したり痺れたり、意識を失ったりと症状は様々です。
神経内科診断学という体系化された方法で診察すると、どの神経に異常があるのかがわかります。
脳梗塞や脳出血があると判断されれば救急病院へ搬送することになります。

パーキンソン病

パーキンソン病

一部の遺伝性パーキンソン病の方以外はなぜ発症するのかよくわかっていません。
筋肉の動きが重くなる病気です。
脳の中のドーパミンという成分が足りないことがわかっているのでドーパミンを投与します。
パーキンソン病に似た症状を持つ一連の疾患をパーキンソン症候群といいます。
パーキンソン病を含めパーキンソン症候群にも根本から病気を治す方法はありません。
唯一薬の副作用で起こす「薬剤性パーキンソン症候群」は薬をやめれば症状も消えていきます。

頭痛

頭痛

偏頭痛、群発頭痛、筋緊張性頭痛など色々なタイプの頭痛があり、それぞれに有効な薬があります。もちろん脳腫瘍やクモ膜下出血でも頭痛をきたすのでよく調べます。
頭痛で日常生活や社会生活に支障があっては困ります。薬を飲んで治してしまいましょう。

認知症

認知症

年をとれば物忘れもするでしょう。
それでも記憶力、判断力、自制力が年齢相応以上に低下するようなら認知症を引き起こす病気を疑います。
初期のアルツハイマー病には進行を遅らせるとされる薬が存在します。

その他

インフルエンザ・肺炎球菌・帯状疱疹のワクチン接種

希望と当日の体調により接種しますが、在庫管理上の理由で事前にご予約下さい。
注射したところが腫れ上がったり痛かったりすることがあります。
また、ワクチン接種直後に発熱する場合もありますので、微熱でも熱のあるときはご遠慮ください。

花粉症の方へ

春は花粉の季節。山がスギ花粉で黄色く見えることもあります。
春になると鼻水が出て目が痒くてくしゃみが出る方も多いでしょう。
あるいは私は秋にも、私は一年中、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スギ花粉だけがアレルギー性鼻炎の原因ではありません。
アレルギーの原因を知れば、その物質を避けることもできるでしょう。
シーズン中にはマスクやゴーグルを着用すると効果があります。
アレルギーの薬はシーズン前から飲み始めておいたほうが良いでしょう。

当院でできること

頻度の高いアレルギー物質を数十種類、一度の採血で調べることができます。
特定されたアレルギー物質に応じた対策、マスクやゴーグルの着用を勧めます。
必要に応じて内服薬や点眼、点鼻薬を処方します。

気管カニューレ・胃ろう交換

気管カニューレやバルン型胃ろうの交換の必要のある方は当院で交換できます。
型番を調べて取り寄せておく必要があるので予めご相談下さい。

診療時間のご案内

診療時間
9:00~
12:00
15:00~
18:00
  • ※土日も診療
  • ※休診日:木曜・金曜・祝日
  • ※年末年始、その他学会などで休診となる場合があります。

アクセス

住所

〒400-0221
山梨県南アルプス市在家塚52-6

お問い合わせはこちらお気軽にご相談ださい。

055-280-8800